Journal

12.JUNE 2020

とっても間が空いてしまいましたが普通に更新します。
告知ではなく終了レポートで申し訳ないのですが、放課後WSを行っている代官山ティンスークリエイティブが無事再開し、
昨日講師をしてきました。

講座はこちら
『本物の活字を使ってネームタグを作ろう!』」
https://daikanyama-tc.com/meet/2020_06_11

活版印刷が再ブームとなり、凸凹した印刷物を手に取る機会も多いと思います。
でも、活版印刷に使用していた「活字」を手に取ったことがある方は実はあまり多くないのではないでしょうか。
現在は樹脂版と言って、デザインデータから樹脂で版を作ることが多く、
昔のように活字を一つずつ組み合わせて版を作れる場所はとても少なくなっています。
こんな小さなものをひとずつ組み合わせて新聞や本ができていたなんて、ちょっと信じられないよね。

今回は、子どもたちにそんな「活字」というものを知って欲しく、活字を使ったタグ作りの講座を開催しました。

久しぶりということもあり、みんなの反応も気になってドキドキしながら向かいましたが、
変わらずに元気なスタッフの方、子どもたちに会えてとっても嬉しかった!

再開トップバッターは館長自ら活字を拾ってくれました。
まずは使いたい文字を選び出します。

キッズも集まってきてもくもくと作業。
活字を選び出したら、組み合わせて革に当て、トンカチで軽く叩きます。
(本来活字はレザークラフトに使うためのものではないですが、創作体験としてこのように使っています。)

革に文字が打てました!
あとは穴あけをして、コードを通したら完成です。
今回使った活字はCopperplateという名前です。
エレガントでありながら堅すぎず、少ない文字数でも雰囲気が作れる、とても使いやすいフォントです。

普通に名前や誕生日などの文字列を打ってもきれいに仕上がりますが、
記号や罫線を組み合わせて、絵や模様を作ることもできます。

みんなほっといても楽しいことを次から次へと楽しいことを考えて見せてくれます。
すごいよね。7を鼻にするなんて。
DTCのロゴも完全再現してくれました。びっくりしたよ。

子どもタイムが終わってから、スタッフのお二人も作ってくれました!

デザイン系の私には作れない、アーティストの作品。 罫線と8だけでこんなにお洒落なものが。。!

端っこを丸くカットするのも可愛い!そのまま服につけて欲しいな。

最後に残った練習跡もなんかいいね。

やっぱりみんなで物を作るのは楽しいです。
少しずつ日常が戻り、もちろん変えるところは変えて工夫しながら、
子供も大人も、何かに没頭できる場は続けていきたいなと思います。
またWS情報もこちらでも告知します!!

OLD POST NEWER POST